1ドル５０円時代を生き抜く日本経済

せっかく読んだので、線を引いたとこ(気になったとこ)をメモっておきます。

現状は、「円高」ではなく、「ドル安」
- 長年続いてきたドルへの過大評価に対する修正が最終局面。不均衡の是正。
- 為替介入はヤブ医者の処方箋
- なるべく、緩やかに、ソフトランディングしてゆくことを目指すべき
ユーロはドルの受け皿になれない
- 足元と行く先の心もとなさにおいて、ドル類似通貨
- 破綻の連鎖の恐怖が、ヨーロッパにおいて次第に現実味を帯びてきつつある
無極化するグローバル時代の通貨関係
- 「パックス誰それ」の時代は過ぎ去った
- お互いを粗末に扱うと、みんなが不幸になる
- 「パックスみんなで」の協調体制がものをいう
円高はチャンスである
- 日本経済の体質変革に心血をそそげ
- 円高は日本経済が成熟してきた結果であり、当然の帰結
- 今後はその円高環境に日本経済の構造を適合させていくことが賢明
- 世界的な脱ドルの流れ、逆に円の存在感は増している。円の存在感が増すのに、日本が破綻っておかしい
- マルチ通過型ビジネスマンには、マルチ・タスクへの対応力が求められる