Not low price, but local price

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日本マクドナルドが地域別価格、東京・大阪3−5%値上げ

大好きなマックが値上げしてショック!・・・という話ではありません。このニュースを読んで想像したことは、

  1. 地域別に商品価格を変えて管理していくには、マクドナルドの販売管理システムでは商品と地域の組合せ毎に商品の価格を管理していくのだろう
  2. 自分が仮に外食チェーン店の販売管理システムを仕事でやっていたら、今回のような事態(商品価格設定を全国一律から、地域 or 店舗別に設定するように変更)を考慮していなくて
  3. システム変更作業が大変だったかもしれないな〜

ということです。いい勉強になりました!

[追記]
システムを作るとき“変わりやすい”部分は、後から容易に変更できるように準備をしておきます。例えば消費税の場合、1989/4/1〜1997/3/31は3%、1997/4/1〜9999/99/99は5%といった具合に管理しておき、2010/4/1から10%に消費税率が上がることになれば、9999/99/99の部分を2010/3/31に変更し、新たに2010/4/1〜9999/99/99は10%という管理項目を増やす、といったことをします。
“変わりやすい、変わる可能性がある”といったことを“適度に”考慮して作られたシステムは“柔軟性がある”とか“変化に強い”といった賛辞を浴びます(少なくともシステム屋さんの間では)。“適度”と書いたのは「過ぎたるは及ばざるが如し」という諺があてはまるからです。